(株)三陽の社内風景(趣味含む)

マニアックな押出機部品製造業の裏側が見られるかもしれません。

こだわり4



素材から仕上げまでの削り代が多い形状の場合

加工の途中で「調質(焼入れ・焼き戻し)」と呼ばれる熱処理を挟みます。

調質とは、素材の成分を均一にしながら硬度を高める処理。
イメージとしては、材料を“筋肉質”にするようなものです。

ただしこの効果は、表面を削れば削るほど徐々に薄れていきます。

 

三陽では、仕上げ形状に入る前の段階でこの調質処理を行います。
理由はシンプルで、最終的な品質を守るためです。

もちろん、調質をせず一気に仕上げれば
工程は減りコストも下がり、結果として価格競争力は上がります。

それでも私たちは、あえて調質を選びます。

 

完成した製品を見ただけでは、この工程の有無は分かりません。

けれど、見えない部分にこそこだわりを持つことが
長く使われる製品の信頼につながると考えています。

「見えない部分にこそ魂は宿る」



たとえ将来、調質の有無で大きな差はないというエビデンスが出たとしても
その時代において最善だと信じたことを、愚直に守り抜いた。

そう胸を張れるモノづくりを、これからも続けていきます。

妄想


ふと考えることがあります

「黄金のセグメントを作ってみたいなぁ…」と

もちろん現実を考えれば、これはもう完全に夢の話

仮に φ50mm × 50mm のサイズで作ろうとしたら……
なんと材料費だけで 約4,700万円・・もはや家が建つ!

形状そのものは普段の仕事で見慣れているものですが
素材が「GOLD」となると一気にロマンが膨らみます

販売単価は1個5,000万円?



「あの形状が気に入ったから、GOLDで作ってほしい」

…そんな依頼が飛び込んできたら面白いのに・・

ドバイの化学メーカーとか、カタールのポリマー会社とか

世界のどこかにそんなリッチな要望をしてくれる企業が現れたら

続報します(笑)

金属加工×工芸技術


三陽で製作している製品のひとつに
「スクリューセグメント」という部品があります。

これがスクリューセグメントです。



さまざまな用途のプラスチックを製造するため
形状も用途も実に多種多様。

見方を変えれば、どこかアートや工芸品のようにも感じられる部品です。

先日投稿しました事務所改装にあたり
打合せコーナーには「どこにもない華」を置きたいと考え
特別仕様のスクリューセグメントを製作してみました。

通常は工具鋼と呼ばれる耐摩耗材で製作する部品ですが
今回は展示用として銅素材で製作。

銅での製作は初めて。



この銅製セグメントの着色を
鍛金作家の矢竹純さんにお願いしました。


そして、完成した作品がこちら。

素晴らしい出来栄え。

 

驚くべきは、この発色。

これらすべての色は塗装ではなく
硫化や煮込みといった化学反応によって
金属そのものが発色しているものです。

金属加工という工業の世界と
着色という工芸の世界。

分野は違えど
どんな世界にも“凄い人”がいる。
そんなことを改めて感じた出来事でもありました。

超劇的ビフォーアフター完


一昨年から少しずつ改装をしてきました。

給湯室から始まり食堂へ。

そして、最後を飾るのは一番長い時間を使う場所、事務所です。

まずはビフォー

ザ・事務所って感じですね。


そしてアフターがこちら。

変わり過ぎ・・

さすがに事務所なのでおしゃれカフェ風にはできませんが

それでもずいぶんカッコよくなったと思います。

打合せコーナーもこの通り

個人的にはこのスペースで仕事したい・・


「え?ここ鉄工所?」と思ってもらえる空間になってますので

ご来社の際はぜひぜひ楽しんで見ていってください!

QUESTION


このたび、京都信用金庫さんのご厚意で

京信さんが運営されているQUESTIONというビルの二階にある

(会員限定)多目的スペースにて金属紅葉を展示していただくことになりました。

京都市役所の目の前にあります。


芸術やビジネスが交差する場に
弊社の取り組みを置いていただけたことを

大変ありがたく思っております。

 

お近くにお越しの際は

よろしければご覧ください。

会員様スペースにつき、見れる(入れる)かどうかは分かりません・・