大きいものってなんだかワクワクしますよね。
オオクワガタ
大排気量エンジン
大型客船
大谷翔平・・
久々の超大型スクリュー製作です。
直径φ300mm!!
ワクワクのようなドキドキのような・・
ワクワクが勝つようにするのもストレス対策ですね。
スクリュヘッドが外れない事案は結構あります。
特にネジが”かじる”と機械加工でないと除去は困難です。
(今回顧客側でヘッドに溶接ハンドル付けで回してもダメでした)
三陽に連絡ください。
右ネジでも
左ネジでも
大概の事ならなんとかできます。
押出機部品ではHIPという言葉が出てきます。
主にスクリュセグメントやバレル内面に使われます。
HIPと聞くと高級、高性能といったイメージでとらえがちですが
本質は違います。
HIPとは正式名称Hot Isostatic Pressing。
簡単に言えば粉末を高温&高圧で固体化させる技術の事です。
やったことはないですが小麦粉をHIPすれば
固形物の小麦固になるかもしれません。
でも小麦固って小麦粉に対して性能いいと思いますか?
話を戻します。
重要なのはどんな粉末をHIPして固体化するかが肝なんです。
わざわざ手間とコストをかけて作るなら
通常では流通していないような金属(固体)を作らないと。
例えば耐摩耗も耐腐食も両方満たすような金属とか・・←よく聞くフレーズ(笑)
で、最後に営業トークですが
三陽のHIPバレルは
耐食性能に優れた金属を選定
耐摩耗性能に優れた金属を選定
混合しHIP処理して出来上がる完全オリジナル商品です。
現在のバレルでは満足できないお悩みありましたら、ぜひお声かけください。
以前紹介した1本物二軸スクリュー
なんだかんだで最近増えている気もします。
今度は耐食性能を非常に要求されるとの事
材質インコネルでの製作です。
何が大変って超難削材なんです。
職人泣かせの材質ですが
お客様が望まれるならそれに応えるのが三陽です!
職人達に「これ本気でやるんですか?」と最近よく言われます・・(笑)