(株)三陽の社内風景(趣味含む)

マニアックな押出機部品製造業の裏側が見られるかもしれません。

HIP

HIPバレル

押出機部品ではHIPという言葉が出てきます。

主にスクリュセグメントやバレル内面に使われます。

 

HIPと聞くと高級、高性能といったイメージでとらえがちですが

本質は違います。

HIPとは正式名称Hot Isostatic Pressing。

簡単に言えば粉末を高温&高圧で固体化させる技術の事。

 

やったことはないですが小麦粉をHIPすれば

固形物の小麦固になるかもしれません。

でも小麦固って小麦粉に対して性能いいと思いますか?

 

話を戻します。

重要なのはどんな粉末をHIPして固体化するかが肝なんです。

わざわざ手間とコストをかけて作るなら

通常では流通していないような金属(固体)を作らないと。

 

例えば耐摩耗も耐腐食も両方満たすような金属とか。←よく聞くフレーズ

 

 

で、最後に営業トークですが

三陽のHIPバレルは

耐食性能に優れた金属を選定

耐摩耗性能に優れた金属を選定

混合しHIP処理して出来上がる完全オリジナル商品です。

 

現在のバレルでは満足できないお悩みありましたら、ぜひお声かけください。