(株)三陽の社内風景(趣味含む)

マニアックな押出機部品製造業の裏側が見られるかもしれません。

定期健診

シリンダーの内面から水漏れがすると相談がありました(※他社製です)

 

冷却と昇温を繰り返すので溶接構造部から

クラックが入りシリンダー端面から水が漏れる事があります。

 

その話をしたのですが

なんだか話が噛み合わない・・

 

お客さん「じゃじゃ漏れなんだけど~」

 私 「またまた大袈裟に~ ポタポタでしょう」

お客さん「見に来て~」

 

行ってきました。

 

 

 

「・・・・・じゃじゃ漏れですね。。」

 

むしろここまで摩耗して生産出来ていたのが不思議。

樹脂が穴を塞ぎ、上手い事いってたようです。

 

 

三陽ではシリンダーの内径測定をやっております。

管理面が非常に厳しくなる中、国内はもとより海外工場様からも

ご依頼頂き摩耗測定を実施しております。

 

この機会に一度実施してみませんか。

人間もそうですが、押出機も定期的な検診をおすすめしています。

早期発見が一番。

 

※ちなみに三陽のシリンダーは漏れにくい溶接構造にしています。