まだスマホがなかった時代。
今と違って乗換アプリなんてものはなく
地方出張の時は事前に調べながら動いていました。
午前中、茨城県のお客さんを回り終えたころ
埼玉県ふじみ野市のお客さんから急ぎ相談案件で来てほしいと連絡あり。
関西人にとって関東の県またぎ移動は土地感も無くなかなか大変です。
会社に電話したり駅員さんに聞いたりしながら向かいました。
そして約2時間移動し最寄り駅からタクシーに乗りました。
私「〇〇町1-2までお願いします」
運転手さん「〇〇町?」
私「・・ふじみ野市〇〇町1-2で」
運転手さん「ふじみ野市?」
私「・・埼玉県ふじみ野市〇〇町1-2で」
運転手さん「埼玉県?・・お客さん、ここ神奈川だけど」
私「・・・・・!?」
私「・・私、自分が今どこにいるか分からないんですが・・」
運転手さん「そんな事私に言われても知りませんよ」←そりゃそうだ。
「ここはどこ?」を初めて体験しました。
「ふじみ野」に行くつもりが「あざみ野」へ向かった私・・
なんか似てるけどぜんぜん違うところでした。←そりゃそうだ。
どこで「ふじみ野」から「あざみ野」に変換されたのかは今も謎のまま・・
三陽の中では「あざみ野事件」として記録されました。
ここぞという時、運を持っている私。
お客さん側でも急用が発生し
遅れてくれて助かりましたとお礼言われました・・