(株)三陽の社内風景(趣味含む)

マニアックな押出機部品製造業の裏側が見られるかもしれません。

こだわり

 

三陽は“こだわり”が強い会社と思います。

 

私自身も仕事に対してこだわりを持ってやっていますが

職人の中には「そこまでせんでも・・」と思うぐらいの人間もいます。

「その精度でいいんですか?」と突っ込まれる時すらあります。

そのレベルが誰も気づかないぐらいの世界なんですけどね・・

 

製品には原価というものがありますが

職人によって完全に時間よりもこだわり重視の部分もあります。

 

しかし

そういった原価側の視点ではマイナスでも

こだわりを持った作業を認めることで

職人のモチベーション維持につながり大局的に見れば三陽にとってプラスになると

信じてやっています。

 

大量生産と違い完全受注生産、しかも少量品の世界だから活きる部分ですが・・

 


今のところ三陽の製品は品質面で高評価を頂きリピート依頼もあるので

やり方は間違っていないのかなと。

 

安くて良い品が日本の文化。

海外だと良いものは高いんですよ。

 

良くも悪くもだから日本製が海外では売れるんですが

もうちょっと良いものは高い文化になってほしいなと思う私です。